【面接対策】面接官が面接で確認しているポイント8選

仕事のこと

みなさん、こんにちは!!

記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「【面接対策】面接官が見ているポイント8選」をお話しします。

面接官というのは私のことで、現在は社員45名をマネジメントする立場であり採用面接も行ってます。

面接は【直近4年間の採用定着率94%】という採用定着率が高い状況です。

この経験を元にお伝えできることもあるのではと考え記事を書きました。

昨今は転職する方も年々増加しているため、
これから面接を経験される方、既に経験されている方、等々いらっしゃるのではないでしょうか。

そのような方々にとってご参考になればと思います。

なぜ面接をするのか

  • 企業の目的
    応募者の人柄・業務適正・スキルなどを確認し、会社の文化や社風を理解してもらった上で、
    自社に必要な人材か活躍してくれる可能性があるかを見極めるため。


  • 応募者の目的
    自分のこれまでの経歴を説明し、人柄・業務適正・スキルなどを知ってもらい、
    活躍できることを売り込むため。

双方の視点に立って考えれば「なぜ面接をするのか」面接する目的が分かります。

曖昧な情報で採用し(採用され)てしまい、入社後に違和感を感じたり、入社を間違えたと気づいたのでは、双方に余分な手間が発生しますので、面接で十分にマッチングを確認することが必要です。
お互いに採用ミスマッチを避けなければなりません。

双方の目的が分かれば、応募者が面接でどのような行動をとれば良いか分かるのではないでしょうか。

面接までの流れ

  • 書類選考
    「会ってみたい、話してみたい」と思われる様に丁寧に書類作成することで選考通過率が高まるかもしれません。

  • 1次面接
    応募企業と初めての面接です。必要な準備は万全にして臨みましょう。

  • 2次面接
    1次面接から2次面接に至る期間で感じたことなど聞かれる場合もあります。1次面接と同様の質問をされることもありますが、それは話に一貫性があるかブレがないかを確認されている可能性があります。また1次面接よりも経歴や考えについて深堀されることがあります。

  • 3次面接
    多くても3次面接が最終面接になることが多いのではないでしょうか。

中途採用面接の場合、多くても3次面接まで、少なければ2次面接が最終になると思われます。
回数が気になれば「御社の面接は何次面接までございますでしょうか」と質問することもおすすめです。

面接前に確認しているポイント2選

  • 応募書類(履歴書・職務経歴書)
    面接は書類選考の段階から始まっています。書類選考を突破しなければ面接することが出来ません。面接官も大勢の応募書類を見ていますので目が肥えています。応募書類を見た面接官に「会ってみたい、話を聞きたい」と思わせられる様に、噓偽りなく事実に基づいて、書類内容でアピールすることが必要となります。そのため手を抜くことがないようにしましょう。

    ・誤字脱字がないか(仕事でもケアレスミスをしやすいタイプなのではと気になる)

    ・写真は古くないか(実際お会いすると写真と違うこともあり。数年前の写真を使用している方もいる)

    ・内容が分かりやすいか(読む側の視点を考え分かりやすく書かれているか)

    ・実績や成果、活躍してきたことを記載しているか。

    ・空欄はないか(空欄があると記入漏れか意図的か分からないので全項目を埋めること)


  • 身だしなみ(服装に清潔感はあるか)

    ・ラフな面接だったとしても襟付きシャツなど万人受けする服装が望ましい。
     初対面の相手からの見え方に意識できている方なのか判断。

面接で確認しているポイント8選

面接官は応募者と対話する際、何を考え・何を期待しているのでしょうか。

面接官が所属する組織によって文化も方針も違うため、
面接で確認しているポイントは面接官によって様々異なりますが、
多くの場合、応募者の表面的な部分ではなく、より内面的な深い部分を確認しようとしています。

結果として採用ミスマッチを回避し、応募者と企業のダメージを軽減することにもなります。

  • 自分の言葉で話しているか。(コミュニケーションの率直さ)
    定型文を参考に当たり障りない回答をするのではなく、自分のことを知ってもらおうという意識で伝えようとしているか。自分の言葉で話していないのは知ってもらおうという意識が引くのではないかと判断できます。面接は自分を知ってもらう場なので、自分の言葉で自分の経験や思いを話せるようになると知ってもらいやすいでしょう。


  • 分からない質問に対し回答を曖昧にしないか。
    分からない場合は「分からない」「少し考える時間がほしい」など素直に言えるか。話を誤魔化したり知ったかぶりを装って浅い回答をすると、「分からないから曖昧にした」=「業務においても回答を曖昧にする可能性があるのではないか」と判断します。分からないことがあるのは自然なことですので曖昧にせず素直に話をすることがよいです。


  • 質問に対する回答が合っているか。(面接官の意図を汲み取れているか)
    「相手が聞きたいこと(質問していること)」ではなく「自分が話したいこと(伝えたいこと)」を優先していたり、意図を汲み取れていないことで質問に対する回答がズレてしまううことがあります。相手の意図を汲み取る力があるのか、汲み取れなければ「○○なことですか」と確認することが出来るかなどを見ています。


  • キャリアをイメージしているか。何を成したいか、どんな成長をしたいか。
    経験(前職の実績や成果など過去の話)をアピールすることはできても、今後何をしたいのか(未来の話)が抽象的だったり曖昧だったりする方も多くいます。
    入社後のキャリアを全くイメージ出来ていなかったり、抽象的ということは業務に対する興味関心が高くないのではないか、入社することがゴールになっているのではないか、応募者の入社後の活躍がイメージしずらい、という印象にもなりますので具体的にしておく必要があります。


  • 企業研究しているか
    ホームページなどで事前の情報収集をした上で、会社が目指していること、その業界の課題などを把握しておくこと、面接時の話が深まるかもしれません。あまり企業研究をしていない場合は会話の中で気づかれてしまうことがあります。


  • 質問事項を複数用意しているか。
    面接官から「何か質問はありますか」ということに対し「質問はありません」と言われる方もいますが、本当に質問の有無を聞いているのではなく、自社にどの程度の興味関心があるのかを確認する一つとして「質問はありますか」という形をとっている面接官もいます。「質問はない」というのは興味関心が低いのではという判断になる可能性がありますので、応募する企業に合わせた質問を最低でも2~3個は準備しておくと安心です。


  • 入社に対して熱意があるか
    志望動機(なぜこの会社で働きたいのか、何を成したいのか)が具体的ではなく抽象的な方もいます。志望動機を伝えられる状態にまで自分自身の中でまとめきれていないことや、会社のことはあまり知らない状態で応募してみた、などが原因かもしれません。1発勝負の面接という場なので熱意を伝えきれないということは「働くのはうちの会社じゃなくても良いと思っているのかな」と思われてします。


  • 言葉遣いが丁寧か
    面接の中で日頃使われているくだけた言葉が無意識に出てしまう方もいます。
    不自然なほどのぎこちない言葉遣いをする必要はありませんが、あくまでも面接の場面では自分の言葉を意識して丁寧な話し方(表現)をすることで与える印象も良くなります。

まとめ

面接前に確認しているポイント2選、面接で確認しているポイント8選、
についてお話しました。

1度しかない面接機会を良い結果にするためにも、今後を想定して面接力を高めるためにも、
入念な準備をして面接に臨むことで自分が望む結果を得られる可能性も高まります。

今回のお話が皆さんのご参考になりましたら嬉しく思います。

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